歯科矯正治療期間中に注意したいお手入れのポイント

歯並びを治す歯列矯正は歯科医師のみで行う治療ではありません。

なので、矯正を成功させるためには治療をお受けになる「患者様のご協力」が欠かせません。


矯正の治療期間中には「治療中にしてはいけないタブー」をしっかりと認識し、毎日行うブラッシングを始めとした「正しい方法によるお手入れ」を実践していただくことが大切です。


歯列矯正は「患者様が治療期間中に日々のケアをきちんと行うこと」が治療を成功させるための重要なポイントとなります。


そこで今回は、矯正を成功させるために知っておきたい「歯列矯正期間中のタブー」と、「矯正中に行うお手入れの方法」について詳しくご説明をさせていただきます。



 

■歯列矯正の治療期間中に気をつけてほしいこと


1-1.治療期間中は食べ物の種類に注意


矯正の治療期間中には「これは絶対に食べては(飲んでは)ダメ」というものはありません。

ただし、「治療期間中には出来るだけ控えていただきたい食べ物や飲み物」としては以下のものがあります。


×歯に付着しやすいガムやキャラメルなど、粘着性が強い食べ物


矯正装置に付着してしまい取れなくなるケースがありますので、お控えください。


×着色性のあるカレーやキムチ、紅茶やコーヒー等の色の濃い飲食物


矯正装置や歯が変色してしまうおそれがありますので、お控えください。


×おせんべいやおかき、飴玉などの硬い食べ物、ハンバーガーやりんご丸ごと1個などの“口を大きくあける”食べ物


硬い食べ物を噛んだせいで装置そのものが壊れてしまったり、大きく口を開けた際に矯正装置がはずれてしまうことがあります。

矯正の治療期間中には硬い食べ物はなるべく控え、大きな口を開けなければ食べることが出来ないものは小さく切ってから召し上がるようにしてください。


1-2.治療開始から1週間以内は特に硬い食べ物は避ける


矯正治療を開始してから1週間以内の時期には、硬い食べ物を噛んでしまうと痛みを感じる場合がありますので、歯列矯正を始めてから1週間以内は硬い物を食べることは避けてください。

お豆腐ややわらかく煮たうどん、食べやすいヨーグルトなど、食事をするときにはやわらかいものを食べるようにしましょう。


1-3.治療期間中は矯正装置を舌や手で触らないようにする


治療期間中には、矯正装置を装着したことでどうしても違和感や痛みを感じやすくなりますが、違和感があるからといって舌や手で触れてしまうと矯正装置が壊れるなどの不具合の発生に繋がります。

なので、治療期間中には矯正装置を舌や手で触らないようにしてください。



矯正装置のお手入れ方法について


2-1.ブラッシングを行い常に清潔な状態を保ちましょう


矯正治療の期間中には、矯正装置と歯のあいだに食べかすなどの汚れやプラークがたまりやすく、虫歯や歯周病にかかりやすくなります。

治療期間中には、外出時の時もなるべく歯ブラシを持参していただき、食事の後は必ずブラッシングを行い歯と矯正装置の清潔を保つようにしましょう。


ブラッシングを行う際は始めから歯磨き粉をつけると泡立ってしまい、歯の汚れが落ちているかどうかを確認しづらくなりますので、歯磨き粉はつけずに歯を磨くことをおすすめします。


ただし、「歯磨き粉をつけないとスッキリしない」という場合には、最初は歯磨き粉をつけずにブラッシングをして汚れを落とし、その後に歯磨き粉を歯ブラシに少しつけてブラッシングするようにしてください。



◎ブラッシングをするときのポイント


1.ブラケットと歯ぐきのあいだをしっかりと磨く


歯に取り付けるブラケットは装置の面積が大きいため、歯ぐきとブラケットの間の部分に食べかすなどの汚れやプラークがたまりやすくなります。

ブラッシングの際には、ブラケットと歯ぐきのあいだを特に意識してしっかりと磨くようにしましょう。


2.ワイヤーの下も忘れずに磨く


ワイヤーの下に隠れてしまう歯の表面部分は食べかすや汚れがたまりやすくなりますので、ブラッシングの際にはワイヤーの下の部分も忘れずに磨くようにしましょう。


3.色々な形状の歯ブラシのほか、デンタルフロス、歯間ブラシ等も合わせて使う


矯正の治療期間中にブラッシングをする際には、「矯正装置専用の歯ブラシ」や「山型・谷型の形状をした歯ブラシ」を使うことにより歯を磨きやすくなります。

また、歯と歯のあいだには食べかすなどの汚れやプラークが残りやすいため、ブラッシングをするときには通常の歯ブラシに加えてデンタルフロスや小さなヘッドのプラウト(タフトブラシ)、歯間ブラシ等を使い、しっかりと歯と歯のすき間を清掃するようにしましょう。




矯正治療の期間中には定期的にメンテナンスを受けましょう



歯列矯正の治療期間中には、約1ヶ月に1回のペースで定期的にメンテナンスを受けていただきたいです。

メンテナンスでは矯正装置の調整と歯のクリーニングを行うほか、虫歯や歯周病を発症していないかなど、お口全体のチェックも行います。


もし、歯に痛みを感じていたり矯正装置の不具合があるときには、ご遠慮せずに治療中のお悩みや不具合を歯科医師に伝えるようにしてください。




歯列矯正中は歯と装置のお手入れを欠かさずに行いましょう


歯列矯正は、矯正装置の装着後にどうしてもブラッシングがしづらくなり、虫歯や歯周病などの病気にかかるリスクが上がってしまいます。

また、治療中に重度の虫歯や歯周病を発症してしまった場合には矯正装置を外して治療をするケースもあり、装置を外すと矯正の効果が出なくなってしまうこともあります。


歯列矯正を成功させ、患者様がお望みになる「理想の歯並び」を手に入れるためにも、矯正治療の期間中にはブラッシングを始めとした毎日の歯のお手入れをしっかりと行い、合わせて歯科医院で定期的にメンテナンスを受けることを心がけるようにしましょう。




歯のクリーニング行うメリットとホワイトニングとの違い

「口元の見た目はその人の印象を決める」


このような言葉があるほど、口元の美しさ=歯の白さは“お口の身だしなみ”として重要なポイントとなります。


歯が白く美しい人はそれだけで「清潔感がある」「信頼出来る」といった好印象を与えやすいのに対し、歯が汚れていたり黄ばんでいる人は「不潔」「だらしない」という悪い印象が相手の方に残りやすいのです。


このため、現在では歯を美しくする審美歯科に注目が高まりつつあり、歯のクリーニングやホワイトニングによって「白く美しい歯」を手に入れる方が増えています。


そこで今回は、「歯のクリーニングを行うメリットとホワイトニングの違い」についてご説明をさせていただきます。



 

■歯科医院で行う歯のクリーニングについて


歯科医院で行う歯のクリーニングには、保険適用で行うものと自費で行うものがあり、どちらも主に虫歯や歯周病を予防する目的で行われますが、歯をクリーニングすることによって歯の黄ばみや汚れを落とし、歯そのものを美しくする効果もあります。

また、歯をクリーニングすることで汚れやプラーク(歯垢)が歯につきにくくなるというメリットがあります。



1-1.歯のクリーニングを行うメリット


①虫歯や歯周病の予防になる


歯科医院で行うPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)という自費診療の歯のクリーニングでは、専用の機械を使って歯のすみずみまで念入りに清掃を行います。


また、歯科医院ではスケーラーを使った歯石取りや、保険適用で行う歯の簡易清掃など、さまざまな種類の歯のクリーニング方法があります。


これらの歯のクリーニングを歯科医院で受けることによって普段の歯磨きだけでは取り切れないプラークや歯石を落とすことが出来るため、プラークや歯石が原因で引き起こされる虫歯や歯周病などの病気を予防する効果が期待できます。



②歯に汚れがつきにくくなる


プラークは歯のざらざらした部分にたまりやすいという特徴があるため、歯をクリーニングすることによって歯の表面がつるつるした状態になると、プラークや歯石が歯につきにくくなり、虫歯にかかりにくくなるというメリットがあります。



③口元の清潔感がアップする


歯のクリーニングは歯の表面についた黄ばみや汚れを落とす効果があるため、クリーニングによって歯が綺麗になると、口元の清潔感がアップし相手の方に好印象を与えやすくなります。



④口臭予防になる


歯に付着するプラークはガスを発生させるため口臭の元になります。

また、歯石が歯についた状態が続くと歯周病を引き起こしやすくなり、歯周病にかかると歯ぐきが腫れて出血したり膿が出てしまい、これらの滲み出した液体が原因で口臭が発生します。

歯のクリーニングでは器具を使ってこれらのプラークや歯石を念入りに取り除くためお口の中が綺麗になり、歯周病を予防するとともに口臭予防にもつながります。




審美歯科で行うホワイトニングについて


審美歯科で行うホワイトニングとは、ホワイトニング剤という専用の薬液を歯に塗り、光をあてることで歯の奥深くまで浸透した着色物質(ステイン)を分解除去して歯を白くする治療のことを指します。


2-1.ホワイトニングを行うメリット


①紅茶やコーヒー、タバコのヤニなどの汚れにも対応できる


ホワイトニングでは、過酸化水素水から作られたホワイトニング剤という専用の薬液を使い、光をあてることによって「歯の内側の汚れ」を化学的に分解、除去してゆきます。


このため、紅茶やコーヒー、緑茶、カレーやキムチといった着色性の強い飲食物が原因のステイン汚れや、タバコのヤニなどのガンコな汚れがある場合でもホワイトニングであれば歯を白く出来るというメリットがあります。


(※歯に浸透した着色の度合いが強すぎるケースでは、ホワイトニング効果が得られないこともあります)



②短期間で白さを手に入れることができる


ホワイトニングは早い人であれば1回から数回の施術で白さを実感できます。


黄ばんだ歯や茶色く汚れた歯が原因で「人前で大きく口を開けて笑うことが出来ない」「歯の見た目が汚くて悩んでいる」などのお悩みがある場合でも、ホワイトニングを行うことによって比較的短期間で口元のコンプレックスを解消出来ます。



③白く美しい歯になり、自然と自信が生まれて人と積極的にコミュニケーションが出来るようになる


ホワイトニングによって白く美しい歯になると、自然と自信がつき、コミュニケーションする際にも積極的になれるというメリットがあります。



④仕事や恋愛の場面で有利になる


ホワイトニングで歯が白く美しくなることによって顔全体に清潔感が生まれるため、面接や営業などの仕事の場面や、合コン、お見合いなどの恋愛の場面で良い印象を相手の方に与えやすくなります。




ホワイトニングの種類


・オフィスホワイトニング


歯科医院で行うホワイトニングで、強い成分のホワイトニング剤を使うため比較的短期間で歯を白くすることが出来ます。

オフィスホワイトニングは、「出来るだけ早く歯を白くしたい」「結婚式など決められた日にちまで時間がないけど、それまで歯を白くしておきたい」等のご希望をお持ちの方に特に適したホワイトニングとなります。



・ホームホワイトニング


歯科医院で処方されたマウスピースにホワイトニングジェルを塗り込み、マウスピースを装着することによってご自宅でご自身で行うセルフホワイトニングです。


ホームホワイトニングで使うホワイトニングジェルはオフィスホワイトニングで使うホワイトニング剤よりも成分が弱いため、歯を白くするのに時間はかかります。

しかしホームホワイトニングはオフィスホワイトニングと比べてより歯を白くすることが出来るので、歯の白さも長持ちするというメリットがあります。



デュアルホワイトニング


デュアルホワイトニングはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を並行して行うホワイトニング方法です。


オフィスホワイトニングとホームホワイトニングで集中的に歯を白くするデュアルホワイトニングは3種類あるホワイトニング方法の中でも最も歯を白くすることができ、なおかつ歯の白さが持つ期間も長くなるという特徴があります。




歯を白くしたいときにはホワイトニングがおすすめです


「歯のクリーニングと歯を白くするホワイトニングの違い」についてご紹介をさせていただきました。


審美歯科で行う歯のホワイトニングは、歯を白くするための一番ベーシックな治療方法であり、それに対して一般の歯科医院で行う歯のクリーニングは虫歯や歯周病予防のために行うものですので、歯を白く美しくしたいときにはホワイトニングを行うことをおすすめします。


また、これらの治療や処置はどちらか一つだけを行うのではなく、歯のクリーニングと合わせて審美歯科でのホワイトニングを並行して行うなど、両方の良い点を活用することで、虫歯や歯周病を予防しながら効率的に歯を白くすることが可能となります。





年末年始の休診日


午前午後
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